築30年の建売住宅をホテルのようなモノトーン空間にリノベーションしました。
圧迫感を解消するため、耐久性を損なわない範囲で壁や柱を撤去し見通しを確保。一部は高天井にすることで、空間に開放感を持たせました。
LDK空間を一つにすると同時に、家全体に統一感を持たせるため、クロスやタイル、設備面材の質感を揃えました。建具の取手や照明などにゴールドを取り入れることで、モノトーンでそろえた内装にリズムが生まれます。
生活感を見せないホテルらしさを追求するため、収納スペースは壁の裏やパントリーなどにまとめました。
リビング側から見た時に収納スペースが目立たないよう、壁の長さを調整しました。壁にテレビのコードを貫通させて裏の収納部をレコーダーを置くスペースとすることで、リビングがごちゃごちゃせずスッキリとした空間になります。
お施主様のこだわりがつまった、個性あふれる住まいとなりました。

柱見せの和室はなんとなくごちゃごちゃした印象でした。

天井高を上げて床、壁、天井を白で統一したことで広々とした印象になりました。

壁で囲まれて窮屈だったキッチン。

アイランドにすることで、開放感ある場所で料理ができるようになりました。